高級シャンパン「アルマンド」の特徴
ドンペリやクリュッグと並ぶほどの知名度の高さを持つ高級シャンパン・アルマンドだけど、その名前を日本で聞くようになったのはごく最近のこと。
トランプのスペードマークをイメージしたおしゃれなボトルは見た目も美しい上、味もかなりのもので過去には世界一のシャンパンを決める品評会で1位を獲得したほどなんだ。
見た目の高級感と上品で複雑な味わいのあるアルマンドはその後どんどん知名度を伸ばして、最近だとオスカー賞の受賞者に副賞として贈られたりもしてるよ。
引用:https://firststyle.jp/1190
アルマンドはキャバクラやクラブで有名なシャンパン
そのアルマンドがなんで日本でここまで人気になったのかと言うと、キャバクラやホストクラブでよく飲まれるようになったから。
きっかけは数年前、元有名キャバ嬢の門りょうさんという人が店で何本もアルマンドを入れていて、そのことがテレビにも取り上げられるようになったから。
それはもう、アルマンドをたくさん注文した人としてアルマンド社に表彰状を贈られるほど(笑)
門りょうさんはそのとんでもない記録から「アルマンド姉さん」なんていう異名が付けられていて、その名前は今でも業界内で有名なんだって。
今ではキャバクラやホストクラブでは赤黄緑、3色のラベルのアルマンドを揃えてお客さんに入れてもらうことがキャストのステータスにもなってるそうだよ。
アルマンドの種類【まとめ】
赤黄緑のラベルって言ったけど、これはアルマンドの種類によってラベルの色が分けられてる。
そこからもわかるようにアルマンドにはある程度種類があって、その種類によって味わいや価格帯に違いが出てくるんだよね。
だからここで、アルマンドの種類ごとの特徴についても紹介していきます!
アルマン・ド・ブリニャック グリーン マスターズエディション
通称「緑」と呼ばれるアルマンドのグリーン マスターズエディションは、一般販売されているわけではなく、ゴルフの世界大会を記念して毎年作られている限定品。
ゴルフ場のグリーンをイメージして作られてるんだよね。
ちなみに中身は一般販売されてるゴールドと同じで、上品でシャンパンらしいエレガントな味わいはそのまま。
限定品っていうことでその価値がより高くなっていて、この値段になってるから、普通のゴールドよりも価格も高いんだ。
価格 | 40,000円〜45,000円 |
アルコール度数 | 13% |
使用品種 | ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエ |
アルマン・ド・ブリニャック ブリュット ゴールド
グリーンと中身は同じのゴールドがアルマンドのシャンパンのなかでは一番流通本数が多く、価格帯もアルマンドのなかでは比較的低め。
上品な香りと上品な泡の舌触りによる高級な味わいがアルマンドならでは。
濃厚な白のシャンパンで、アプリコットのような上品な香りで男性からも女性からも人気の味わいがあるから、高級シャンパンのなかでもかなり飲みやすいよ。
価格 | 35,000円〜50,000円 |
アルコール度数 | 13% |
使用品種 | ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエ |
アルマン・ド・ブリニャック ドゥミ・セック
ドゥミ・セックはラベルの色から通称「赤」とも呼ばれていて、他のアルマンドのシャンパンとは違って地下のセラーで6年ほど熟成されてるのが特徴なんだ。
ベリーのような甘酸っぱい濃厚な味わいが特徴で、元々はアルマンドのメゾン(ワイナリー)に行かないと飲むことができない限定品。
けれど、あまりにも人気が出たこと、流通技術が発達したことをきっかけに今は赤として数は少ないものの販売するようになったんだよね。
価格 | 50,000円〜75,000円 |
アルコール度数 | 13% |
使用品種 | ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエ |
アルマン・ド・ブリニャック ブラン・ド・ブラン
シャルドネ100%を表す「ブラン・ド・ブラン」はアルマンドからも販売されていて、ラベルがメタリックなシルバーだから「シルバー」とも呼ばれてる。
シャルドネは栽培も製造も技術が必要だから、さらに市場価値が高くなってるんだよね。
けれど、シャルドネで作られたフルーティな味わいはすごく魅力的で、世界中にファンが多い。
シャルドネだけを使ったクリアで花のような柔らかい風味はアルマンドのなかでもシルバーならではの魅力だと言えるよ。
価格 | 70,000円〜100,000円 |
アルコール度数 | 13% |
使用品種 | シャルドネ |
アルマン・ド・ブリニャック ブラン・ド・ノワール
アルマンドのなかでも最も希少価値が高いと言っていいのがブラン・ド・ノワール、通称「ブラック」。
濃厚なピノ・ノワールが使われたベリーのような酸味とコクがあるシャンパンなんだけど、その価格の理由は他のシャンパンに比べても希少価値が高いから。
ピノ・ノワールを100%使って美味しい味を作り出すことはすごく難しい上、6年もの歳月熟成させて出荷したことから、現在その生産本数はたった3,000本。
希少価値は今後さらに高くなっていくことが予想されるから、今はこれくらいの価値でも、今後さらに価格が高くなっていく可能性も十分にあるよ。
価格 | 200,000円〜500,000円 |
アルコール度数 | 13% |
使用品種 | ピノ・ノワール |