
高級シャンパン「ドンペリ」の特徴
高級シャンパンと言えばドンペリ(ドンペリニヨン)っていうイメージが強い人も多いよね。
もしくは、お酒に詳しくない人でもドンペリは聞いたことあるっていう人もいるかも。
ドンペリはシャンパンの一種で、特に熟成期間が長くぶどうの質が良いヴィンテージシャンパンに区分されてるんだ。
生産社はモエ エ シャンドンで、世界的にもかなり有名な銘柄として知られてるね。
ちなみに、ドンペリっていうのはシャンパンを発明した盲目の修道士・ペリニョンの名前から来ているもの。
彼が所有していた畑と修道院を、モエ エ シャンドンが買い取って、ドンペリニヨンを商標登録したことから今のドンペリが誕生したんだよね。
引用:https://www.enoteca.co.jp/article/archives/7571/
高級シャンパンの中では実は価格が安め!
繊細の味わいと多彩な果実の風味が特徴の高級シャンパン・ドンペリは、そのイメージからかなり値段が高いっていうイメージを持ってる人も多い。
けれどドンペリにもいくつかの種類があって、それぞれ使用してる品種や熟成期間が違うんだ。
種類によっては1本10万円以上もする超高級な銘柄もあるから、「高級シャンパン」の代名詞は伊達じゃない。
けど、全く手が届かないような高額シャンパンだけじゃなくて、実は1万5千円程度で購入できるドンペリもあるから、庶民でも意外と買いやすいものもある。
まぁ、お酒1本に1〜2万円出せるかはその人の価値観次第ではあるけど…。
お祝いごとや記念日のときなんかであれば、お酒が好きならちょっと奮発してドンペリを買って飲んでみるっていうのもおすすめだよ。
ドンペリの種類【まとめ】
以上でも説明した通り、ドンペリにはいくつかの種類がある。
ドンペリの味や価格、どんなお酒なのか知りたいなら、その種類別に知っておかないとね。
ということで、ここでドンペリの大まかな種類について、価格帯も含めていくつか紹介していきます!
ドン・ペリニヨン
一番オーソドックスなドン・ペリニヨンは、ラベルが白っぽい色だからドンペリ白とも呼ばれてる。
辛口の白のシャンパンで、黄金色の綺麗な液がまさに「シャンパン」というイメージそのままで、定番の高級シャンパンを味わいたいならまずこれだね。
熟成期間はだいたい8年ほどで、他の種類のドンペリと比べると比較的少なめ。
生産本数が比較的多いっていうところも、手が届きやすい価格になってる要因のひとつになってるんだ。
価格 | 15,000円程度 |
アルコール度数 | 12.5% |
使用品種 | シャルドネ、ピノ・ノワール |
ドン・ペリニヨン・ロゼ
一般的には「ピンドン」とも呼ばれてるドン・ペリニヨン ロゼは、ラベルもピンクなら液もピンク色で、綺麗で甘みが強いから女性人気が特に高い。
ロゼならではの甘みと爽快感があり、その美しさと上品な旨みから「ドンペリニヨンの宝石」という別名が付けられるほどのシャンパンなんだ。
白よりも値段が高いのは、熟成に10年以上の時間が掛かることと、美しいピンク色を生み出すためにぶどうの扱いや果皮の除去に非常に手間と時間を掛けているから。
価格 | 25,000円〜30,000円 |
アルコール度数 | 12.5% |
使用品種 | ピノ・ノワール、シャルドネ |
ドン・ペリニヨン・レゼルヴ・ド・ラベイ
白やロゼに比べると一気に値段が跳ね上がるレゼルヴ・ド・ラベイ。通称ドンペリゴールドとも呼ばれてるね。
木箱に入っていることからもかなり高級感があるんだけど、何よりもの特徴がその熟成期間。
およそ20年の間熟成させることで、深い味わいが完成する。
20年もの長期熟成に耐えられる品質のぶどう自体がそもそもかなり希少だから、流通本数がかなり少ないことも、値段が高い理由のひとつ。
質の高いゴールドはなかなか作られなくて、最近では新たなゴールドは生産されてないから、今後さらに値段が上がるかも。
価格 | 80,000円〜150,000円 |
アルコール度数 | 12.5% |
使用品種 | シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ |
ドン・ペリニヨン・P3
ドンペリのなかでももっとも希少価値が高いと言われてるのが、P3。
P3はゴールドよりもさらに熟成期間が高く、その期間は25年以上!
深い味わいと香りは他のドンペリに比べても格別で、芳醇で力強さすら感じられるほど。
ちなみに、シャンパンは一般的に熟成は1回で、ヴィンテージの場合は2回になる。
他のドンペリも熟成回数は2回なんだけど、このP3に関しては熟成を3回行なっていて、熟成による味わいの深さは他のドンペリでも味わうことができないんだよね。
価格 | 300,000〜400,000円 |
アルコール度数 | 12.5% |
使用品種 | シャルドネ、ピノ・ノワール |